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まごわやさしい [食養生]

こんにちは。


「まごわやさしい」って何?

と仰る方が殆どだと思います。

この聞き慣れない言葉に、

あなたの食生活の改善のヒントがあります。


では、少し説明を。


「ま」は、豆類のま。

「ご」は、ごま。

「わ」は、わかめなどの海草類。

「や」は、野菜。

「さ」は、魚をはじめとする魚介類。

「し」は、しめじ、しいたけなどのきのこ類。

「い」は、いも類。


「まごわやさしい」は、

食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されている、
バランスの良い食事の覚え方です。


近年、日本人の食事はとても豊かになり、
いつでも食べたいものが食べたいだけ手に入る、
すごく便利な世の中になりました。

その一方で、食のバランスが大きく崩れています。

様々な理由で、食の単一化や欧米化が顕著になりました。

では、あのマクドナルドがやってきた彼の国はどうでしょうか?


1977年、アメリカ上院、

栄養問題特別委員会による報告。

いわゆる「マクガバンレポート」です。


このレポートにおいて、アメリカ人の食生活は、

動物性脂肪や砂糖の摂取が多すぎること、

加工食品によるミネラル、ビタミン、食物繊維の不足を指摘しました。

また、「病気の予防のためには、今の生活習慣を改める必要があり、

日本食が最適である」とも言っています。



このマクガバンレポートが発表されてから、

アメリカでは食生活の改善により、

がんを始めとする諸々の病気の予防に取り組み、

成果を上げてきています。


こんなに素晴らしい食文化を持つ日本が、

今の食生活をしていて良いんでしょうか?


今直ぐに180度転換することは無理だと思いますが、

例えば、明日の夕食を考える時に、

「まごわやさしい」を少し取り入れてみてはどうでしょうか?


全てを入れる必要なんて無いですよ!


「豆」を意識してみる。

豆腐、納豆、煮豆・・・色々ありますよね。

このどれかを一品食べる。

お味噌汁を作る。

これも大豆を摂ることになりますね。

そのみそ汁の中にわかめを入れれば、

「ま」と「わ」をクリア出来ます。


これまで習慣になっている食生活やリズムを

いきなり変えるのはとっても難しいと思います。

でも、今一度考えてみてください。

「まごわやさしい」は、昔から私たちの祖先が親しんできた食べ物です。

食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で、低カロリー。

歯の並びや胃の内壁の繊細さから考えても、

この食事こそが、我々日本人に一番合っている食事なんです。

世界に冠たる世界遺産の「和食」、

こんな素晴らしい財産があるのに、もったいないと思いませんか?

三食のうちの一食、「まごわやさしい」を取り入れてみませんか!


明日の我が身を、そして家族を生活習慣病から守る為にも、

「まごわやさしい」を唱えて、


「和食」中心の食生活にしませんか。



私事で恐縮ですが、食事を和食中心に変えてから、

10kg以上の体重を落とすことができ、

とても身体が軽くなりました。


血圧も、コレステロール値も全て正常値になりました。

食生活を変えるのは、最初は抵抗がありました。

でも、変えて良かったと思っています。



この記事が、あなたの健康増進に少しでもお役に立てれば幸いです。



最後までお読みいただき有り難うございました。




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