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夏至ですね。 [旧暦]


こんにちは。



今日は6月24日


暦で言えば夏至の頃。



夏至は一年で最も日が長く、夜が短い頃のことですね。



読んで字の如し


夏に至る



これから夏の盛りに向かって、

どんどん暑さが増していきます。



二十四節気の、

夏の4番目の節気です。



そしてその初候の「乃東枯」の頃になります。

なんとこれで「なつかれくさかれる」と読みます。



うつぼぐさの花穂が黒ずんで、

枯れたように見える頃を指します。



このうつぼぐさは、

冬至の頃、芽を出し6月〜8月頃に、

紫色の花が花穂に沢山咲きます。


夏枯草(かごそう)とも言われ、

花穂を煎じて飲用すると、

消炎・利尿作用があります。


また、捻挫や腫れの時に塗ると効果があります。

うがい薬にもなります。


まさに万能薬です。


一度図鑑なんかでどんな花か調べてみてください。



そして、今頃が旬の魚といえば、香魚。


そうですね、御存知の通り「鮎」のことですね。



きゅうりのような独特の香りがあるので、

この名前があります。


骨も細くて柔らかいので難なく食べられます。


カルシウム、リンがたっぷり摂れますね。


あと、夏みかんや冬瓜が旬になります。


夏みかんはクエン酸がたっぷり含まれていて、

夏の疲れを取るにはピッタリです。


また、ビタミンCは美肌効果に風邪予防に効果があります。


皮も捨てずに使ってくださいね。

農薬の心配があるので、

しっかりと洗ってください。



冬瓜は実の殆どが水分なので、

漢方では体を冷やし熱を冷ます効能があるとされています。


夏の暑さを乗り切るにはピッタリですね。



このように夏に旬を迎える作物は、

身体を冷やしてくれるものが多く見られます。



因みに、反対に冬が旬の食材は

身体を温めてくれる働きのものが見られます。



まあ、いろいろと書かせていただきましたが、


私達の先祖たちは、ストレートに言わず、

とてもお洒落な言い回しで表しています。



この素晴らしい伝統を忘れずに子供達に伝えて、

子供が孫に伝えてくれると、

とても嬉しいですね。



拙い文章に最後までお付き合いいただき有難うございました。











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