御嶽山噴火で思うこと

こんにちは。

マスメディアで毎日報道されている御嶽山の噴火ですが、
死者が既に５０人を超えています。

私も山が大好きなので、もしこの時に御嶽に登っていたら、
今ここにはいなかったかも知れません。


山に登る時は、「入山届（登山計画書）」（登山届とも言います）を、
登る山を管轄する警察に届け出ますが届け出ない方が増えています。

また、届けの存在を知らない方も多くおられます。


テレビで日本百名山が流されて以来、中高年の登山者が大変増えました。

山を身近に感じる方が増え、
登山人口が増えるのはいいことだと思いますが、
とても軽い装備で登る人が増えたのはとても残念です。

バスやケーブルカーがかなり上まで運んでくれるので、
スニーカーなどの普段履きで登られる方が多く見られます。

酷い人は、ハイヒールやパンプスで登っておられます。

テレビで登山番組が放映されることで、
山が身近になるのはいいのですが、
登山を簡単に考えてしまう人が増えるのは困ったものです。

山に関する本も多数出版され書店の店頭に並びます。

いろんな本が出ています。

中には登山の楽しさや良い所ばかりを書いていて、
山の厳しさや難しさ、危険なところには触れていないものも見掛けます。

流行りに乗ろうとするあまり、売ろうとするあまり、
登山の本質が抜けてしまっている本も多々見掛けます。

今後は楽しみたい心を煽るのではなく、
正しい知識を身に付ける事が出来る出版がされることを強く望みます。


今、世の中には情報が溢れています。

でも、その中には役に立たないものや、
下手をすると自分に危害を及ぼすものもあります。

私達は、自分の身を守るために、

数多ある情報の中から、

本当に必要なもの有益なものだけを抽出する目を
持つ必要があるのではないでしょうか。


今回の御嶽の噴火のニュースを見ていると、

どうやっても事前に噴火を知ることは出来なかったのかな？

登山の規制は出来なかったのかな？

生存者と亡くなられた方の違いは何だったのかな？

とか、いろんなことを考えてしまいます。

多くの尊い命が失われたのはとても残念です。

心からご冥福をお祈りします。

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タグ：ニュース 御嶽山